ポーランド・カトヴィツェで来月開催される国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)へ青年環境NGO Climate Youth Japanより学生4名が参加します。会議では交渉を追う他、海外の若者とのネットワーキングや気候変動対策に熱心な企業・団体へのインタビューなどを行う予定です。
社会の中で若者が声を上げることにより、気候変動問題の解決を通じた衡平で持続可能な社会を実現しようと活動している団体があります。青年環境NGO Climate Youth Japanは気候変動問題に高い関心、危機感を持って活動しているユースにより2010年に設立されました。
8度目の派遣となる今年度は「持続可能なオリンピック・パラリンピック大会」を目指す海外の若者とのネットワーキングに取り組みます。私たちは2017 年 2 月より持続可能な東京2020大会へ向けた活動を始め、COP サイドイベント(Japan Pavilion)での海外ユースを交えた東京 2020 大会持続可能性に係るディスカッションや、組織委員会やNGO ネットワーク内の同テーマに係る会議での意見表明などを実施してきました。
COP会期前の11月29日~12月1日、カトヴィツェのシレジア大学(University of Silesia)にて開催される、気候変動問題に取り組む世界中の青年たちの会議(COY: Conference of Youth)に参加し「持続可能なオリンピック・パラリンピック大会」をテーマにしたワークショップを開催します。4年に一度開かれるオリンピック・パラリンピックをより持続可能なものにしていくために、今後の開催国の海外の若者とのネットワークづくりを行うとともに、東京2020大会における持続可能性を巡る議論や若者による取り組みの紹介、未来へ向けた持続可能な大会への提案を行います。
また、今月11月26日に環境省で行われる「COP24に向けた環境関連団体と環境省との意見交換会」に環境関連団体有志として弊団体も出席します。COP24開催を前に気候変動問題に関心を寄せる団体と環境省との意見交換会の場が設置され、弊団体は若者世代の長期戦略策定プロセスへの参画やSDGsの達成に向けた市民参加型の取り組みの推進について提言を行う予定です。
さらに帰国後、1月から4月にかけて全国各地の大学などでCOP派遣者による報告会を行います。気候変動問題に関心はあるが行動に移せない若者が主体的に行動を起こせるよう啓発し、さらなる気候リーダーの発掘と育成に努めたいと思っています。昨年度は東京大学や立命館大学、鳥取環境大学などで報告会を行い、500名の学生や地域の方々に気候変動問題の現状、派遣者の実体験を伝えることが出来ました。
お問い合わせ
青年環境NGO Climate Youth Japan HP:https://climateyouthjapan7.wixsite.com/mysite Facebook: https://www.facebook.com/climateyouthjapan/ 本プレスリリースに関するお問合せは、 宮川健太郎<miyakawa.kentaro@gmail.com>、佐本朱里<a.samoto822@gmail.com>までお寄せください。
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