VISION
「社会学」と「自然科学」をベースとし、根拠に基づいた提言を行うことを目標としています。各トピックに対する勉強会だけではなく、課題のボトルネックを把握する力をつけるために政策学や政治学といった概論的な勉強会も定期開催しています。また、ディスカッションを重視した勉強会にすることで個々の論理的思考力や言語化能力を高めています。政策提言部門は対外的な発信を担う部門であるため、プレゼンや資料作成のスキル向上を目標とした勉強も行います。
エネルギー政策
エネルギー問題に対する基礎から応用まで各トピックを幅広く勉強し、ディスカッションを行なっている。そして、現在の日本のエネルギーの状況や方針などに関する政策提言につなげている。現実と理想のバランスをとりながらしっかりと根拠を固めて、踏み込んだ意見が引き出せるような有意義な意見交換をできる提言書を仕上げることを方針として定めている。
プラスチック政策
現在深刻化しているプラスチック問題について、その環境影響、リサイクルと処理、政策と規制等の観点から知識の底上げをするとともに、議論を深めることを目的とする。勉強会での知識や経験をもとに、他団体とも協力しつつ、気候変動を念頭に置いたプラスチック問題に対する提言をとりまとめる。さらに、団体のメンバーが個々人で実施できる具体的な行動について考え、実践することを目標とする。
インフラ政策
インフラの中でも交通インフラに着眼し、政策提言を行います。交通政策の実施を通じて、環境負荷の軽減や人間の健康増進に繋げることを目標としています。現状よりも公共交通機関の利便性を高めること、制限された交通インフラへのアクセスに頼らざるを得ない人々の生活水準を向上させるにはどうすればいいかを考えます。勉強会では日本の首都圏の道路を分析しつつ、ディスカッションを通して都市計画を立てています。
食料システム政策
気候変動と食料システムは強く関連し合っています。特定のテーマに限定せず、食品ロス、フードセキュリティ、フェアトレードなど、幅広いトピックの勉強会を開催します。対外的な活動として、農林水産省主催の「持続可能な食料生産・消費のための官民円卓会議」に参画しています。食料システムにおけるGHGの見える化を中心に、アプローチを行なっていきたいと考えています。