こんにちは、CYJメンバーの内藤です!
アパレルメーカーのパタゴニアが京都大学で服や鞄の修理を行うイベント、”Worn Wear College Tour”に参加しました。
長崎大学〜北海道大学まで、移動車でまわっているそうです。
普段はパタゴニア鎌倉店で服や鞄の修理を行っているそうで、モノを大切に、長く使ってもらうために実践しているとのことです。今回は学生を対象にしたイベントで、無料で修理をしていました。パタゴニアは服だけではなく、食品も取り扱っていることを初めて知りました。カラダに優しいこだわりのフルーツバーなど試食しました。果物の味がダイレクトに伝わってきて、とても美味しかったです!
「CSRの一貫としてしているのですか」と質問したところ、「CSRではなくビジネスとして行っている」とおっしゃっていました。
パタゴニアは企業の立場から環境に対しての責任を果たすことを理念としていることで有名ですが、短期的に環境に良いことを行うのではなく、長期的に環境に対する責任を考えながらビジネスを行っているところが素晴らしいと感じました。
実際に服を修理しているところを覗くと、ミシンで縫って修理していたり、破れたところにテープを貼ることで修理していたりしていました。
テープは動物の形になっていて、色に合わせて貼ると目立ちすぎることもなくおしゃれな感じに仕上がっていました。
パタゴニアのスタッフの方は「日本人は服が破れたら新しい服を買いがちだけれども、こうやっておしゃれに修理する方がかっこいいでしょ?という考え方を広めて行きたい」とおっしゃっていました。
日本は昔はモノを大切に使う文化があったように思いますが、近年は大量消費大量廃棄社会のシステムにすっかり移行してしまいました。
マイクロプラスチック問題や気候変動による災害により持続可能な社会の形成に向けて世界が取り組みをすすめている今だからこそ、大量消費大量廃棄社会システムを見直してみる必要があると思います。
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