2019年4月13日に、スウェーデンにあるルンド大学から訪れた学生11名とワークショップ(Think Together! -Swedenの大学生と気候変動問題についてDiscussionしよう-)を行いました。
今回の企画は、East Asia Student Association(EASA)というルンド大学の学生組織が日本に1週間のスタディトリップをするにあたって、CYJの活動に関心を持って連絡いただいたことから実現しました。
エネルギーというテーマを主として、若者の環境問題への意識についても議論してみたいとの希望から、一般参加者を含めたワークショップ式のイベントを開催することとなりました。
当日はルンド大学生、CYJのメンバーに加え、環境問題に関心のある高校生、大学生、日本で勉強する留学生など様々な参加者が集まりました。
当日の様子を簡単に振り返ってみたいと思います。
はじめにアイスブレイクを行いました。ビンゴゲーム形式でお互いの趣味や経験を知ることができ、打ち解けた雰囲気になりました。
次にCYJからの簡単なプレゼンと、ディスカッションを2回ずつ行いました。
テーマ1.日本のエネルギーのこれまでと今後の情勢について
CYJから2名がプレゼンを行い、その後エネルギーについてディスカッションを行いました。ディスカッションでは、日本の原発問題を取り上げるグループが多くありました。スウェーデンでは、2040年までに再生可能エネルギーで全ての電力需要を賄うことを目標として掲げていますが、その取り組みにおいて日本との気候・地形・歴史的な違いなどにも触れた議論が展開されていました。
テーマ2. 環境問題の大衆意識について
このディスカッションでは、どの班も日本のプラスチックのゴミに焦点を当てて議論していました。日本では、ごみの分別をしたりエコバックを持ち歩いたりすることは習慣化してきましたが、スウェーデンと比べて、そもそも商品が過剰包装であることが問題として挙げられていました。
どの班も活発な議論が行われ、有意義な時間となりました。またワークショップ終了後にルンド大学生から、ユースとして気候変動課題に対して声を上げている、Climate Youth Japanの活動を応援する声が多く聞かれたのは嬉しい反応でした。また今回のような機会が作り出せるように、ワークショップの企画や、英語での活動内容の発信を行っていけたらと思います。
(企画責任者:鈴木 敦子)
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