Climate Youth JapanはCOY17が開催されているエジプトのシャルム・エル・シェイクにメンバーを派遣して将来世代を代表してメッセージ発信や、日本、海外のユースと共同して声を届けています。本日は現地に滞在しているはるきさんからのブログを紹介します!
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
11/2からCOY17が始まりました。開催期間は11/2-11/4で、開催場所はCOP27の開催場所
のすぐ近くのolympic villageです。CYJからは3人が参加しますが、一人は遅れてくるので今日は二人でした。今回はCOYの会場の様子について、COY運営側に関することと、COY参加者側に関することの二つに分けて報告したいと思います。
まず、COY運営側に関することは全部で六点あります。
一点目は、エジプトならではの時間感覚です。事前の連絡では朝8:30に会場前で集合という連絡があり、私たちは8:30に会場前に到着しました。しかし受付の人の数はまばらで、担当者に聞いてみると「9:00から始めます」と言われました。仕方なく周りの人とおしゃべりをしながら待ちましたが、9:00になっても受付は始まらず、結局会場の中に入れたのは10:30近かったです。
二点目は、会場の周りの雰囲気です。今回COY17が開催されているシャルム・エル・シェイクはエジプトのリゾート地として知られていますが、COY会場の周りはこれといって目立つ建物もなく、砂の多い開発途中段階の町という印象でした。
続いて、会場の中について、三点目としてインターネット接続を挙げたいと思います。世界中からユースが集まる一大イベントですが、会場にはWi-Fiがありませんでした。ですから、参加者は自前のインターネット接続を利用していました。
続いて四点目に、会場の昼ごはんについて話したいと思います。会場の中には臨時のカフェが併設されていて、参加者はサンドイッチやサラダなどの軽食を購入することができます。値段はサンドイッチが一つ600〜700円ほどと、国際会議場にしてはお手軽な価格でした。気候変動に関心のあるユースが集まる会議であるにもかかわらず、昼食のサンドイッチやサラダの包装は全てプラスチックでした。他の参加者もこれには驚くと同時にとてもがっかりしていました。ゴミの分別も特になされていなかったことから、COY17では食べ物、ゴミの分別関連の取り組みは手薄なように感じました。
分別されていないゴミ
続いて五点目に、ゴミのオブジェについてです。たった今会場のサステナビリティを否定的に捉えたばかりですが、会場の一部には廃棄物だけで作られた動物のオブジェが15個ほどありました。どれも可愛くて、しかし同時にゴミ問題を考えさせられるオブジェでした。
ゴミから作られたアート作品
六点目に、ワークショップについてですが、会場には20人規模の部屋4つと、30人規模の部屋一つがワークショップに使用されていました。ワークショップのテーマは様々で、必ずしもユースに直接関係あるものではありませんでした。
続いて、COY参加者側に関することです。参加者は開催国がエジプトということもあり、エジプトやその他アフリカからの人が多かったです。また、会場には一部小学生もいましたが、社会人もいて年齢は様々でした。もちろん若い人が多いです。また、参加者はお互いにかなり積極的に連絡先の交換や写真撮影をしていました。私も多くの人と話をして仲良くなり、連絡先の交換をしました。
Comments