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執筆者の写真climateyouthjapan

COY15 DAY2

更新日:2019年12月27日

マドリードで開催されているConference of Youth Fifteenth session(COY15) 2日目の様子について、CYJから参加している小出、藤縄よりお届けします。


COY15 1日目の様子はこちらから↓


2日目は、朝からワークショップに参加しました。まず私たちが向かったのは「World Climate Simulation」というワークショップです。ここでは、

世界の気候変動のシミュレーションができるツールを使用して、気候変動リスクとその緩和策がいかに世界の気温上昇に影響を与えるかということを、参加者が様々な立場(先進国や途上国、エネルギー関連産業特に伝統的なエネルギー産業と環境保全テクノロジーなど、森林と土地、経済成長、人口増加)に分かれて議論しました。それぞれの立場から温室効果ガスの排出による気温上昇を現在から2100年までの期間にどれだけ抑えることができるかについて、それぞれの立場に立った時にどんなソリューションを提供することができるか、またそれが抱える問題についてまずは話し合われ、各グループがそれぞれの立場からのソリューションを発表しました。それに基づいてどの程度の温室効果ガスの排出を削減することができ、気温上昇を抑えることができるか、出てきた結果をもとに、こんどはそれぞれのグループが、他のグループに働きかけることで、より望ましい解決方法を導き出せるように、グループ間での交渉の時間が設けられました。途上国から先進国へ、クリーンテックからエネルギー産業へなど、自分たちの解決策に対して関連するグループの協力を得られるように交渉し、対応策の強化を図りました。そうして得られた結果が、IPCCやパリ協定の定める気温上昇を産業革命以後1.5度以下に抑えられるように、どのファクターを変化させれば効果を上げることができるのか、参加者皆が一体となって考え、議論は白熱しました。


ネゴシエーションゲームの様子。

午後は、台湾ユースによるワークショップに参加してきました。ここでは、参加者それぞれが自国のNDCを読み、ディスカッションをしました。 このワークショップに参加した際、手土産としてピンバッチや台湾名物のお菓子などをいただきました。他にもステッカーやポスターなどが用意されていました。名刺の交換をする以外にもこうした小物を用いて、参加者に着用してもらったり、実際に手に取って見てもらったりして印象付けやコミットメントを高めることを促していました。お菓子を食べながらコミュニケーションが生まれ輪が広がっているのが感じられました。


台湾のユースが主催するワークショップにて頂いたバッチ。

夜は、コーヒーブレイクがあり参加者全員に無料でコーヒーとお菓子がふるまわれました。

明日は、アジアユース合同でワークショップをホストするので万全の状態で臨めるように事前最終確認を行っていこうと思います。

#TimeForAction


(ブログ管理及び執筆者:Climate Youth Japan広報 藤縄)

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