Climate Youth JapanはCOP27が開催されているエジプトのシャルム・エル・シェイクにメンバーを派遣して将来世代を代表してメッセージ発信や、日本、海外のユースと共同して声を届けています。本日は現地に滞在しているはるきさんからのブログを紹介します!
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初めてパビリオンを見たときの印象は「大人の文化祭」です。COP27会場のパビリオンは3つのゾーンに分かれています。パビリオンの出展主体は国、国際機関、団体などさまざまです。今回はジャパンパビリオンと個人的に特に印象的な2つのパビリオンの紹介をしたいと思います。
まず、ジャパンパビリオンは半分が展示、半分がセッション用のスペースになっています。展示では企業のテクノロジー関連のものが多いです。福島に関する展示もありました。
次に紹介したいのは、ウクライナパビリオンです。ウクライナパビリオンでは、セッションコーナーの外側にVRが置いてあります。VRでは、まるでロシアからの攻撃を受けたウクライナの街を歩いているかのような体験ができます。ニュースなどで見るよりもはるかにリアリティがあるので、破壊された街を見て戦争が起きていることを改めて感じさせられました。まったくの偶然ですが、今回COPが開催されているエジプトのシャルム・エル・シェイクは、ウクライナと同じくらいの経度に位置しています。
もう一つ、個人的に印象的だったパビリオンは、IAEAのパビリオンです。ここでは、#atoms4climate を掲げてさまざまなセッションが行われています。IAEAが主催しているため、原子力発電を完全肯定する立場の人たちが多かったです。日本にいるとそのような意見を聞く機会があまりないため、色んな意味で貴重な機会でしたし、いい勉強になりました。以上、各国パビリオンの様子をお伝えしました!
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