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執筆者の写真climateyouthjapan

COP26 Week 2 Day 3

COP26の本日のテーマはTransport(運輸部門)でした。それぞれの国・団体のパビリオンではテーマにちなんだセッションが多く行われています。

会場にあるスクリーンに行き、どのようなMeetingsやOther eventsが行なわれているのか毎日チェックしますが、そこではより多様なトピックが扱われているようです。


今回は本日(11/10)Meguが訪れたセッションの一部をご紹介します。


"Local Government Association: Climate Action on the Ground"

"Arts and Science: The new inspiration couple?"


いずれも複数人のパネリストが登壇し、来場者からの質問に答えながらセッションが進んでいきました。後者のセッションにはメディア制作を手がけるユースも発表していたのが印象的でした。

"Arts and Science: The new inspiration couple?" のセッションの様子



「あれから10年。福島、その先の環境へ。」

("Fukushima, 10 years passed Fukushima, to the next stage")


日本パビリオンにて環境省 福島再生・未来志向プロジェクト推進室より、福島の持続可能な復興と脱炭素社会への取り組みに関するセミナーが開かれました。


福島県は約10年前の東日本大震災および福島第一原子力発電所の事故により多くの被害を被り、今なお避難が必要な帰還困難区域が残っています。ですが10年の時を経て、少しずつ復興が進んできました。

福島では、こうした災害により故郷が失われるという悲劇が今後気候変動によって繰り返されないよう、持続可能な形での復興が目指されています。


一例として、浪江町にある福島水素エネルギー研究フィールドでは、太陽光発電による水素製造の実証実験がなされています。これほど大きな再エネを利用した水素製造拠点は世界でも有数だそうで、今後の実用化に期待が高まります。

また、来場者には素敵なエコバックや郷土品などが配布されました。



"Climate Game But, Actually This Is Not a Game Asian Youth Dialogue on the Carbon Neutrality"


一日の最後は、韓国パビリオンでのセッションを観に行きました。CYJメンバーのKohanaが登壇していたためです。


テーマはカーボンニュートラルに向けた各国の政策とユースの活動で、主催の韓国のほか、台湾、香港、日本から合計6人のユースが登壇しました。

特に台湾、香港は独自のパビリオンを設けていないため、NDCの内訳など各国の政策について知る良い機会となりました。


韓国パビリオンでのユースの発表の様子


CYJからは、第6次エネルギー基本計画を含む諸政策について発表しました。セッション後には来場していたユースからも質問を受けましたが、その中でも原発に対する姿勢について多く尋ねられました。日本では福島での原発事故を踏まえて原発の維持/廃止をめぐる議論が続いていますが、例えば台湾でも似たような潮流があるそうで、異なる背景下でも互いに学ぶ点があると考えられます。


こうして慌ただしく動きまわったあとは、ピザ屋さんで一切れが大きすぎるピザを美味しくいただきました。ではまたお会いしましょう、see you soon!



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