12月10日、COP25第2週目も2日目となりました。会場の様子を太田、郭、小出、露木、平澤よりお届けします!
COP25 WEEK2 DAY1の様子はこちらから↓
この日は、スウェーデンの環境活動家であるグレタ・トゥーンベリさんが"Unite Behind Science"というイベントに登壇しておりました。グレタさんを一目見ようと、会場には座り切れないほどに観客が集まっていました。世界中がいかにグレタさんに注目しているのかということを如実に反映しているようでした。グレタさんを筆頭に世界各国の若者が気候変動に関する問題に対し声をあげ始めていますが、今後の日本の動向についても注目していきたいです。
本日、JAPANパビリオンにおいて、「脱炭素化とSDGsのローカライゼーション:地域循環共生圏の実現を目指す自治体の挑戦」というイベントでCYJが日本での開催ができないかと現在模索中のLocal Conference of Youth(LCOY)について説明する機会をいただきました。イベントには、この度、COP25派遣員のリーダーを務める平澤がCYJを代表して登壇いたしました。平澤は、私たちのLCOYに関する企画を紹介し、ユースから、そして地域から気候変動を解決する取り組みの可能性について話しました。また、イベントには小泉進次郎環境大臣もご登壇されており、平澤の発表に真摯に耳を傾けて下さっている様子がうかがえました。
今もこれからも、地方というファクターは欠かせないものとなる中、地方自治体で活躍する方や政府関係の方々の中で我々の活動を紹介し、連携について話せたことは今後の活動において大きな一歩になるのではないかと感じる一幕でした。
またこの日は、各国の環境NGOが協働で日本の石炭火力にかんする政策を改めることを求めるためのアクションが行われました。COP25会場であるIFEMA前で行われ、前回同様(前回の様子はこちらから)に、人目を引くような恰好をした人々や"No Coal Japan"などと書かれたバナーを持って、日本の石炭火力廃止と今後の目標を引き上げの主張がされていたようです。国内政策に留まらず、石炭火力を海外にも促進するような動きをみせている日本へ、海外からの指摘や注目が集まっています。COP25も2週目に入り、大臣会合が始まってまいりましたが、どれほどこうした市民の声が今後の交渉に反映されていくのかという点も注目のポイントかもしれません。
ユースが関わるイベントはCOP25において連日行われていますが、この日は" Impossible foods(インポッシブル フーズ)"についての発表がAction Hub にて行われていました。インポッシブル フーズとは、植物由来の人口肉や乳製品を製造及び開発をする企業で"Impossible meat "を提供しています。Impossible foodの創業者やアメリカのユースら3名が登壇し「インポッシブル ミートとは何か」ということをはじめとした話が展開されていました。単に食肉をやめるべきだと主張するのではなく、新たな歩道を導入している点においてこの発表には好感が持てました。
これからもイベントが盛りだくさんですが、現場の様子を読者の皆様に引き続きお届けしてまいります!
(ブログ管理及び執筆者:Climate Youth Japan広報 藤縄)
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