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執筆者の写真climateyouthjapan

COP25 WEEK1 DAY3

更新日:2019年12月27日

皆さん、こんにちは!COP25 3日目の様子を現地にて出席している小出、Stefania、露木、平澤、藤縄よりお届けいたします。


COP25 2日目の様子はこちらから↓


私たちの朝は、前日何が行われたのか、どのような議論がなされたのか、今日はどういったことが焦点になるのかといった情報のレビューをすることから始まります。物理的にすべての会議やイベントに参加することができない私たちにとって、こうしたキャッチアップはその後の会議の理解度に大きく関係してきます。

若者が集まる情報共有の様子。

Press Conferenceでは、6人のユースが政府や国のトップが気候変動に対して真剣に取り組むようになるまでアクションを続けていくと発表した会議が行われていました。多くのメディアがこの会議の様子を見に来ており、注目されているようでした。スウェーデンの環境活動家であるグレタさんをはじめとするパワフルな若者が近年際立っているため、「ユース」というのは気候変動対策などにおいてキーワードとなっている機運の高まりを感じました。


Press Conferenceの様子。

他にも、サイドイベントでは気候変動に関する様々な会議が繰り広げられていました。今日は原子力関係の機関によるサイドイベントを紹介したいと思います。

このサイドイベントでは、「電力を使えない人がまだ1億人程度いる。」、「今すぐにCO2を無くさないといけないというときに原子力を減らす方向に動くのは現実的なのか?」 「未だ安い電源である。」という彼らの知見が示されたうえで、気候変動問題解決において原子力は重要なエネルギーという意見が述べられていました。また、日本の感覚とは違い、世界は原子力はしっかり管理すれば安全という常識も見受けられました。


多くの交渉が進められていますが、この日も15時からパリ協定 第6条に関する交渉が行われていました。会議場は椅子が足りなくなるほどに人が集まっており関心の高さが感じられました。12月4日の朝に前日の会議での内容を受けて書き換えられた新たなテキストが公開され、次週の大臣クラスの会合に引き継ぐ前に事務レベルでの話し合いが行われていました。

6条交渉の様子。

この日はセッションが終わった後に、CYJのOBで過去にCOP参加経験もある方と食事をしながら、国際会議出席の心得をご教授いただきました。食事をとりながら自分たちがここに来た目的や、この後の期間をいかに有意義に過ごすことができるのか、日本のユースとして会議に参加する意味について、もう一度考え直す良い機会となりました。


Sol広場にて。

それではまた明日!!


(ブログ管理及び執筆者:Climate Youth Japan広報 藤縄)

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