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執筆者の写真climateyouthjapan

COP25 WEEK 1 DAY1

更新日:2019年12月27日

12月2日、いよいよCOP25が開幕されました。第1週目の1日目の様子は小出、Stefania、露木、藤縄よりお伝えします!

左から:藤縄、露木、Stefania、小出

COPとは、Conference of Partiesの頭文字をとったもので、締約国会議という意味です。 その中で最も有名なのが、今私たちが参加している気候変動枠組条約締約国会議で、気候変動対策や環境に関するあらゆる取り組みについて話し合う国際会議です。そして今回のCOP25はチリ共和国での開催が予定されていましたが、電車賃引き上げにより起こったデモのため安全上の理由から急遽スペインのマドリッドで開催されることになりました。COP25は、12月2日から12月13日の約2週間によって開催されます。前半の1週間は事務レベルで細かな交渉が行われ、後半の第2週目に開かれる大臣クラスの会合にトスアップします。COP25の注目ポイントの1つ目は、2020年から始まるパリ協定を目前にGHG削減目標を引き上げる機運をどこまで高められるのかということです。また、トップダウンとボトムアップのアプローチ、市場メカニズムと非市場アプローチがまとめられたパリ協定第6条を焦点に各国がどこまで取り組みを強化できるのかという点です。

開会式の様子。

会場はIFEMA、到着したらまず荷物検査などセキュリティを通過しなければいけません。それを通過したら実際に会議が行われる場所へ入るために事前にもらっておいた入館証を提示します。COP参加者は基本的に交通機関を自由に乗り降りができるPassをもらうことができるので、会場入りしてすぐにそのPassをもらいに行きました。交通機関のPassを受け取ったのと同時に、水筒も合わせて頂きました。これは、環境に配慮しプラスチックボトルの使用を防ぐための取り組みで、会場の至る所にウォーターサーバーがあるのでいつでも水の補充が可能となっています。今回のCOPの会場は大変広く、またスケジュールや場所の説明などがあまりはっきりしていなかったり急遽部屋が変更になったりと不便さも感じます。しかし、COP25の開催1ヶ月前から準備をしてここまで会場が運営されているのはすごいと思いました。

MetroPassと参加者全員に配られた水筒。

また、CYJが発表を行う予定のジャパンパビリオンのブースを見に行ってきました。 各国の政府のブースが立ち並ぶ中で、日本のブースも構えられており、自国における先進的な気候変動への取り組みを紹介する展示、日本の政府関係者やNGOなどによる自国の取り組みの発表、報告が連日行われます。私たちも日本のユースを代表して、パビリオンでの発表を予定(12月12日 14:30~)していて、来年に控える東京2020オリンピック・パラリンピック大会における、持続可能性に配慮した取り組みについて、大会前と大会後、そして次の大会へと今回の大会の取り組みをいかに繋げていけるかについて話します。 さらにペーパーレスの観点から、ジャパンパビリオンでは日程表などに紙を用いずQRコードを読み取りスマートフォンなど端末上で情報確認をすることになっています。

ジャパンパビリオンのブース。

明日以降から本格的な会議が随時始まります。それでは、また明日!


(ブログ管理及び執筆者:Climate Youth Japan広報 藤縄)

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