4月26日、二階俊博幹事長が本部長を務める自民党・2050年カーボンニュートラル実現推進本部にて行われた会議に、CYJを代表して近藤、内田、塚本の3名が出席し、脱炭素社会の実現に向けた提言も含めたプレゼンテーションを行いました。
当本部での会議は、長期目標の確実な達成のため、自民党内で定期的に開催されています。気候変動に関わる様々な有識者やステークホルダーがヒアリング対象として招かれ、資料説明や議員の先生方との質疑応答を実施しています。
今回CYJからは、カーボンニュートラルに向けて理想的な社会を実現するためには、あらゆる主体が「くらし」「地球」「将来世代」にそれぞれ「思いを馳せる」ことが重要であるということを強調した上で、以下5点を具体的に提案しました。
未来のエネルギー政策の透明化
技術革新に頼らない、“くらし”からの変革
社会システムの公正な変革
気候変動枠組条約締約国会議(COP)の日本誘致
若者が参画する機会の創出
当日は、CYJから15分程度で資料の説明を行った後、自民党議員の先生方との質疑応答が行われました。先生方からは、まずは2030年までの中期目標(2013年比で温室効果ガスを46%削減)を達成するために、ロードマップの透明化や具体化が必要であるという意識が共有されました。また、若者に対しては、目標達成に向け国民が一枚岩となるために、理解をより促進するような役割を担っていって欲しいというコメントを頂きました。(詳細はこちら)
以下発表メンバーのコメントです。
・近藤 壮真
若者を代表して、このような場に出席させて頂いたこと、非常に光栄に思っています。
CYJは今年度も、2050年のカーボンニュートラル達成にとって重要なステークホルダーとなる若者の政治参画機会の創出など、希望ある脱炭素社会の実現に向けた政策提言を行ってまいります。同時に、私たち自身も、気候変動問題への理解や行動促進のため、積極的に関連イベントを開催したり、SNSでの明快な発信活動を行ったりといった草の根のアクションを加速させていきたいという思いです。
・内田 大義
このような貴重な機会を頂き、政策を考案なさる議員の先生方皆様の前で私たち若者の声を届けられたことはとても有意義であると思います。私たちの提案の中にもありますように、一人一人が気候変動問題に思いを馳せることができるような社会の実現に向けて、できるところから具体的な政策に反映させていってもらいたいです。
・塚本 啓之
多くの議員の方に向けて、カーボンニュートラル実現に向けた提案を行いましたが、非常に緊張しました。将来の中心を担う若者の意見が尊重される社会になって欲しいと強く思いました。
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