勉強会
CYJでは2022年度から、勉強会を始めました。
共通のテーマに興味を持つメンバーが集い、そのテーマに関する知識の底上げ・アップデートを行うことで、団体としてより有意義なアウトプットが可能となるチームを目指します。
定期的に各勉強会グループで得られた知見や実績を報告・共有します。
政策提言勉強会
本質的かつ精度の高い政策提言を行い、ユースの声に影響力を持たせることを目標とした勉強会です。課題のボトルネックを把握する力をつけるために政策学や政治学といった概論的な勉強会も定期開催しています。また、ディスカッションを重視した勉強会にすることで個々の論理的思考力や言語化能力を高めています。政策提言部門は対外的な発信を担う分野であるため、プレゼンや資料作成のスキル向上も目標とした勉強会も行っています。
エネルギー勉強会
エネルギー勉強会では政策提言することを念頭に現在の日本のエネルギー状況や政策や方針といった幅広いことを学んでいます。原子力や水素など社会的に幅広い意見があるものに対して最低限の知識を付けたうえでディスカッションを行い、若者としての意見形成の土台を築いています。頻度としては月に2回程度行っており、外部講師や外部団体と共同で勉強会を開くことで幅広い価値観を得られるように心がけています。
食料システム政策勉強会
気候変動と食料システムは強く関連し合っています。特定のテーマに限定せず、食品ロス、フードセキュリティ、フェアトレードなど、幅広いトピックの勉強会を開催します。対外的な活動としては、農林水産省主催の「持続可能な食料生産・消費のための官民円卓会議」に参画することです。食料システムにおけるGHGの見える化を中心に、対外的なアプローチを行なっていきたいと考えています。
プラスチック勉強会
現在深刻化しているプラスチック問題について、その環境影響、リサイクルと処理、政策と規制等の観点から知識の底上げをするとともに、議論を深めることを目的とします。勉強会での知識や経験をもとに、他団体とも協力しつつ、気候変動を念頭に置いたプラスチック問題に対する提言をとりまとめます。さらに、団体のメンバーが個々人で実施できる具体的な行動について考え、実践することを目標とします。
インフラ政策勉強会
インフラの中でも交通インフラに着眼し、政策提言を行います。交通政策の実施を通じて、環境負荷の軽減や人間の健康増進に繋げることを目標としています。現状よりも公共交通機関の利便性を高めること、制限された交通インフラへのアクセスに頼らざるを得ない人々の生活水準を向上させるにはどうすればいいかを考えます。勉強会では日本の首都圏の道路を分析しつつ、ディスカッションを通して都市計画を立てています。
政策コンテスト
政策コンテストは、政策提言の経験を積むことを目的に、また内閣府主催の地方創生政策アイデアコンテストでの受賞を目標に活動しています。CYJと交流のある市の環境政策の担当の方々にお話を伺い、約5名で、9月の提出に向けて政策アイデアを練っているところです。
今回が初めての取組なので、試行錯誤する日々ではありますが、CYJがこれまで培ってきたつながりを活かし、今までにない若者らしい新しいアイデアを提案します。
国際会議(IC)準備会
IC(International Conference)準備会の主目的はCOPへの参加に向けて主要議題を英語で習得する事です。開催頻度は変動的で、通常は2週間に1度ですが、COP直前期間は多くなります。開催方法は基本的にはオンラインですが、対面の場合もあります。インプットの質も高く、COP交渉官の方をお呼びする会も設けさせて頂いています。英語技能について規定は無く、英語初心者からネイティブまでの幅広い参加者がいます。気候変動を英語で学んでみたい方や国際交渉に興味のある方など大歓迎です。
Youth Empowerment勉強会
Youth Empowerment部門では、気候変動分野でのユースの活動の幅を広げることを目的にプロジェクトを実施しています。
まず、若者の意見の反映がなぜ必要かということの周知、そしてアドボカシーを行うユースの規模拡大のため環境教育・イベント企画に取り組んでいます。
そしてユースの意見が社会の意思決定プロセスに反映されることを目指し、関係省庁でのユースカウンシルの設立を目指して活動しています。