11月27日に行われた環境省との意見交換会にCYJも出席しました。意見交換会の様子や私たちの提言内容に関してお伝えします。
<参加団体に関して>
Climate Youth Japan
Fridays for Future
Japan Youth Platform for Sustainability
e-シフト
Climate Action Network Japan
グリーン連合
以上、6つの若者団体とNGOが参加し意見交換を行いました。
これからの日本の未来だけでなく世界の未来のためにどのように日本が変わっていくべきかを各団体が小泉環境大臣に向けて発表しました。
<CYJから提案した3つの事>
CYJからは、COP25において、いかに日本がこの国際会議でうまく存在感を出していけるのか、世界から日本はどう見られているのかなどを、COPに参加している経験も踏まえて提言を行いました。
特に、パリ協定が2020年に本格実施されることを前に、日本は、国内のエネルギー政策の現状にもしっかりと向き合い、削減目標をより引き上げていく姿勢が求められます。また、日本はCOPなどの会議でブランディングを強化して、その取り組みを広く世界に知ってもらうべきであり、Youth Delegate Program(Youth Delegate Programとは、政府による国際会議派遣などを通して、若者を政策決定の場へ参画させるプログラム のことです。)などの導入を通して、ユースの参画を進めていく必要性も訴えました。
提言書はこちらから
<環境省からの回答>
小泉大臣は、地域のネットゼロ宣言促進など一つ一つ取り組みをしているので、今後もできるところから頑張りたいと述べており、来たるCOPを前に、とりわけいかに日本の取り組みを知ってもらうかといったブランディングの取り組みについて引き続き努めていくとのことでした。
<CYJの感想まとめ>
日本を大きな船と見立てた時、急に舵取りして曲がるのは大変難しいのかもしれません。そのような状況下で小泉大臣は、「日本が少しずつできるところから始めている。」ということを意見交換会の冒頭で力強く述べていました。また、今後もイベント企画などで若者との協働をしてくださると言っていただきました。とても有意義な意見交換会になったと思います。
小泉大臣、そして環境省の皆さん、ありがとうございました。
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